料理の隠し味に使うみりんと日本酒は、似ているようで違います。
当然使い方も違うので使い分ける必要があります。
大きな違いは、清酒がうるち米を原料としているのに対し、
みりんはもち米が原料です。
またみりんには甘みが30%含まれます。
さらに大きな違いは、みりんは料理の材料を引きしめるのですが、
日本酒は材料を柔らかくします。
また、味の特徴としては日本酒がにおいに癖のある材料を
風味良く仕上げる効果があり、
みりんは強く熱すれば香ばしい香りが立ちますし、照りが出ます。
煮魚の例でいえば、まず清酒で臭みを消しうまみを加え、
煮あがりにみりんでつやを良く仕上げます。
使い方のコツは清酒は下味。
みりんは仕上げ。と覚えておけば簡単です。