「オフセット印刷とは」



「オフセット印刷」とは、アルミ製の版に親水層を作り、
水にインキが反発する部分と油にインキが吸いつく部分を作り
文字や画像を印刷する方法です。

こうして転写されやすくなったインキを一旦ブランンケットに転写し、
さらにローラーの圧力で紙に転写します。

文字通り刷版からOFFしローラーを介して紙にSETするので、オフセット印刷といいます。
現在の印刷の主流であり、低コストで綺麗に早く印刷できるのが特徴です。

オフセット印刷の基本

印刷用紙は大別して【塗工、非塗工】の2種類があり、
塗工とは紙の表面に顔料などのコーティングが施されています。
非塗工とは紙表面がざらざらのままの紙であり、上質紙や中質紙、更紙などが該当します。

アート紙と似たようなものにコート紙があります。
グロス系コート紙とよく似た加工でPP張りというものもありますが、
これは印刷後の紙表面に「ポリプロピレンフィルム」というフィルムを、
印刷面に熱シリンダーで熱圧着するもので、紙自体が光っているグロスコートとは違います。

印刷用紙の基礎知識

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