大根おろしは下ろし方で味が違う



大根おろしはおろし方によって味に違いがでます。

おいしい大根おろしとは、繊維がばらけていて、
なおかつ一つ一つの細胞が崩れていない
(つまり内部の水が出てしまっていない)物をいいます。

繊維がばらけていると言うのは、
口当たりがさらっとしているという事で、
これは大根をおろし金に直角に当てておろすことによって出来ます。

おろし金に大根を斜めに当てておろすと、
繊維がばらけていないので、
舌触りがザラザラしたものとなってしまいます。

また内部の水が出てしまわないようにするには、
ぐるぐる回さずに前後に動かしておろします。

ぐるぐると回すと繊維がほぐれるのではなくつぶれてしまうので、
せっかくおろしたものから内部の水がみんな出てしまいます。

香りを楽しむわさびのようなものはそれで良いのですが、
大根おろしでは避けたいところです。

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