普段何気なく飲んでいるビールですが、
ちょっと工夫するだけで味が全然違います。
缶から直接飲んでいるから関係ない?
物は試し、ちゃんとした飲み方を試してみましょう。
これで違いを感じなければ、舌が??ですね。
まず、グラスは曇っていてはだめです。脂っけのあるグラスでは
ビールの風味が損なわれます。
次にビールを注ぐときは、泡とビールの割合は3:7に。
泡が多いともったいないという人がいますが、
泡はビールの風味を決定づける大切な要素です。
泡がふたとなり、炭酸ガスが抜けてしまうのも防ぎます。
うまく泡を立てるグラスへの注ぎ方も、最初はどぼどぼっと注ぎ、
泡が出たら少し弱く注ぎます。
ちょうどいい泡の量になったらあとはしずしずと注ぎます。
全部ドバッと注ぐと泡だらけで、しかもきめの粗い泡ですので
ビールの苦みだけが強調され、しかも炭酸の抜けた味になります。
逆に泡がない状態でもやはり間の抜けた味になりますから、
最初ちょっと勢いよく、次にやや泡を立て最後にしずしずです。
これによりきめの細かい泡がたち、ビールのまろやかな甘みが感じられ、
炭酸も抜けてしまわない。おいしいビールとなります。