大根の千切り縦か横かで大違い使い分けよう!



大根は料理に使うときは千切りにすることが良くあります。

この千切り、実は横方向に切るか縦切りにするかで味が微妙に違います。
要は繊維の方向をどうするかによって味に違いが出るのですが、
これを料理によって使い分けることが料理上手の秘訣なのです。

例えば味噌汁の具にするための千切りなら、
薄切りの輪切りを千切りにすれば繊維が短く切れた
“やわらかい”千切りとなるので味が良く滲みこみます。

それに対してなますなどの大根の
滑らかでシャキッとした食感を大切にする料理には、
繊維を長く使う縦切りの千切りにします。

必要な長さに切った大根を、
縦に薄切りにしてから千切りとします。
これで繊維が切れていない細切りとなりますから、
滑らかさと食感を残した料理には最適な仕上がりとなります。

ちなみにスーパーで刺身のツマになっている大根は、
シャフトに差した大根をぐるぐると回しながら
櫛状の歯で切っていくので“横切りの千切り”となっています。

ですのでやわらかさは増していますが、
舌触りはシャキッとせずザラっとした感じです。 

記事id:159 / 11294PV

関連記事