渋柿の渋はタンニンやシブオールというもので、これが可溶性なため渋く感じるのです。
一方甘柿はこの成分が不活性なため渋みがなく甘いのです。
渋柿も渋み成分を不活性化してしまえば甘柿になるということで、
昔から知られる方法が「干し柿」「樽柿」です。
その他、湯抜き、炭酸ガス抜きなど方法はいろいろありますが
家庭で行うにはちょっと面倒です。
庭でとれた渋柿を簡単においしい甘柿にする方法は、
ホワイトリカーです。
霧吹きにホワイトリカーを入れ、渋柿にたっぷりと吹きつけます。
そのままポリ袋に入れて密封し4~5日放置しておくと、
見事に甘くなります。